TILTA
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17 Jul 2025

建築・環境デザイン学科は2024年4月に環境デザインから建築・環境デザインへと名称が変更され旧来の略称EDDの変更を検討していました。
同時に、歴史や構造などの理論的分野を専門とする教員の参入や昨今の建築都市インテリア分野の横断的実践の実状など、これまでの分野別・固定的枠組みの形骸化の現状も加味し、理論分野を組み入れながら既存のインテリア・建築・ランドスケープのカリキュラム上の境界を見直しました。これに伴い、略称をTama Art University、Interior、Landscape、Theory、Art&Architecureの頭文字からなるTILTA (ティルタ)へと変更、併せて学科ウェブサイトをリニューアルしました。
新しい略称とウェブサイトには、領域をコースや分野で分けるのではなく、各領域の相互作用の促進、大学院における専門性の深化、さらには他学科との横断的取り組みの強化など、変化し続ける社会や価値観に耐えうる多摩美術大学における空間系領域を担う動的なプラットフォームであるという理念を込めています。そして、このようにわたしたちの身の回りに存在し世界を構成する領域や場、枠組み自体へアプローチする行為そのものが環境デザインであると、このTILTAにおいて再定義します。